ライティング・タスク2のタイムマネジメント

ライティングは60分の試験時間で、タスク1(レポート)とタスク2(エッセイ)を書きます。タスク2にかけられる時間は40分、長くても45分程度ですので、限られた時間をどのように使うかがスコアに大きく影響します。

プランニングにかけるべき時間は?

アイデアが整理された(オーガナイズされた)エッセイを書くにはプランニングが重要です。

ただし、プランニングに時間をかけすぎるとエッセイを書く時間がなくなってしまいます。では、どの程度の時間をアイデア出しやプランニングにかけるべきなのでしょうか?

結論から申しますと、自分なりの時間を見つけることが重要、ということになります。

英語が速くかける方はプランニングに15分程度かけてもいいでしょうし、逆に英語を書くのに時間がかかる方はそれほどの時間をプランニングにかけることができません。

また、目標スコアが高い方(7.0以上が必要な方)はしっかりしたプランニングが必須ですし、目標スコアがそれほど高くない方はそこまで厳密なプランニングは必要ないかもしれません。

私がオススメしている時間配分は以下の通りです。・・・が、上述の通り、その方の英語のスキルや目標スコアに大きく依存します。

  • タスクの理解(1分)
  • メインアイデア(1〜2分)
  • ポジションの決定(1分)
  • ボディ1の展開(3分)
  • ボディ2の展開(3分)

タスクを理解する

問題用紙を開いてタスクを見てから理解するまでにかけられる時間はおおよそ1分です。

1分の間にタスクは最低2回は読むようにしましょう。できれば日本語に訳しておくと、のちのちタスクとのズレを検証する際に役立ちます。

また、見落としやすいキーワードにチェックをつけておくのもいいでしょう。

例えば、

Nowadays we see children spending lots of time playing games on computers or watching TV, instead of getting more quality time with their parents. What do you think are the reasons for it? What might be the results?

のようなタスクであればどのあたりをキーワードとしてチェックしておくといいでしょうか?

games、computers、TV、あたりはこのタスクのテーマですのでエッセイを書いていてこれらを忘れることはなさそうですよね?

忘れてしまいがちなところ、、、例えばchildrenが対象であること、instead of …という内容が付いていること、などが忘れがちなところです。そういったところは、この後メインアイデアを考えたりポジションを決定する際に再度チェックをすることになります。

メインアイデアを考える

タスクの理解が終わったらメインアイデアを考えます。メインアイデアとは、各ボディのメインとなるアイデア(セントラルアイデアとも言います)です。

意見が与えられている場合には、「ーーーだから」というように要約できるものです。

例えば、

Some people think that foreign visitors should be charged more than locals when they visit culture and tourist attractions in a country. To what extent do you agree or disagree?

のようなタスクで、賛成する理由、すなわち外国からの観光客はより高いお金を徴収されるべきである理由として、

「外国人向けのサービスを提供する必要があるから」

のようなものがメインアイデアとなります。このようにメインアイデアはその段落で論じる内容を簡潔にまとめたものになるようにします。

メインアイデアを出す上で注意したいことは以下の通りです。

  • 「ーーーだから」という形にする
  • 「ーーーだから+タスクの意見」とつながることを確認する
  • 複数の要素を入れない(目安は20語以内)
  • 抽象的すぎない
  • 具体的すぎない

抽象的すぎず具体的すぎないという部分が難しいところですね。

メインアイデアが抽象的すぎると、トピックセンテンスを読んだ時点でそのボディで論じたい内容が読み手に伝わらないことになります。また、サポートセンテンスから急に具体的になるため十分にサポートできない可能性があります。

一方でメインアイデアが具体的すぎると、限定的な内容しか論じることができません。

抽象的すぎず具体的すぎないメインアイデアを探すには、ボディの方向性(着地点)を見極める必要があります。

メインアイデアを考えることに使える時間は最大2分(できれば1分)です。ですので、ゆっくりとアイデアを考えている暇はありません。基本的には最初に思いついたアイデアを優先することになります。

アイデアを思いついたら先ほどのタスクの理解と必ず見比べます。もしズレを感じたらそのアイデアは捨てましょう。特にズレがなければそのアイデアは「採用」です。

もっといいアイデアがあるはず、、、という風になってどんどん時間を消費しないように気をつけましょう。

繰り返しになりますが、メインアイデアを考えることに使える時間は最大2分(できれば1分)です。

ポジションを決定する

メインアイデアが決まったら、エッセイ全体の構成を考えます。

まずは大枠のフレームを考えます。2つの意見を議論する場合には、最初のボディにどちらの意見を論じるのか、質問が複数ある場合には、各ボディで何を述べるのか、などを考えます。

特に、Discuss both views and give your own opinion.タイプの問題では、様々な回答方法がありますので、自分が論じたいアイデアはどの構成が適切かを見極める必要があります。

フレーミングにかけられる時間は1分です。ここでもタイムマネジメントをしっかり意識しましょう。

ボディの展開を考える

エッセイのフレームが決まったらいよいよ各段落でどのような展開にするかを考えます。

各ボディの展開を考える時間は概ね3分です。

ですので全てを日本語で書く時間はありません。メインアイデアのあと、どのような展開をして、(必要に応じて)どのような具体例を示し、どのような着地点に導くのか、、、最低でも頭の中で考えておきましょう。

特に着地点を考えておくことは非常に重要です。このボディの着地点がタスクと大きく離れている場合は、途中の展開がタスクが求めている方向と違う方向に向かっていることを意味します。必ずタスクに戻ってきていることを確認しましょう。

余裕があれば、各ボディについてアイデアのフローのメモ書きを残すようにしましょう。実際に英語を書きだすとついつい流れを忘れてしまうこともあります。また、事前に日本語で流れを書くことでタスクの理解のズレに気づくこともあります。

ボディの展開を3分で考えるにはやや練習が必要ですが、この部分はスコアにもっとも影響をする部分ですので、しっかり練習をしておきましょう。

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