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【問題タイプ別】Do you agree or disagree? はワンサイドで答えるのが有利か?

【問題タイプ別】Do you agree or disagree? はワンサイドで答えるのが有利か?

IELTSのライティング・タスク2には、主に7つの問題タイプが出題されます。

その中でも出題率の高い (To what extent) do you agree or disagree? について、
「ワンサイドで答えるのが有利なのですが?両方を議論した方が有利なのですか?」
という質問をいただきましたので回答させていただきます。

Do you agree or disagree? はワンサイドで答えるのが有利か?

Discuss both views and give your own opinion. とは異なり、賛成か反対かを聞かれていますので、タスクの聞かれ方次第ではワンサイドで答えても問題はないことになります。

もちろん、反対側の意見を紹介した上で自分の意見をサポートする方法(Discuss both views and give your own opinion.に近い方法)でも何ら問題はありません。

ただし、ワンサイドで答えることのメリットとデメリットを知っておくことが重要です。

ワンサイドで答えるメリット

ワンサイドで答えるメリットは、何よりもポジションがぶれにくい(coherenceを出しやすい)ことです。

アイエルツには、「Coherence/Cohesion」という採点項目があり、エッセイ全体の主張の首尾一貫性やボディ内での主張の首尾一貫性、文章につながり、段落のつながりを評価の対象としています。

他者の意見を導入する場合には、自分の思惑とは違って、自分の意見を弱めてしまったり、アイデアが喧嘩をしたり矛盾をしたりする危険をはらんでいます。また、対立する意見を紹介する場合には、結局なぜ自分がそのポジションを支持するのかの根拠を十分に示せないというリスクもあります。

ワンサイドで答える場合にはそれらのリスクを回避することができます。単純に、賛成だと思う理由を複数述べて、それぞれのついて根拠を示すという単純な構成ですのでcoherenceを出しやすいということになります。

また、反対側の議論を考える必要がないこともメリットの一つです。タスクによっては、タスクに書かれている通りに答えるのが簡単な場合があります。あえて反対側の意見はどのようなものなのか、それはなぜなのか、を考える必要がないので時間短縮になります。

ワンサイドで答えるデメリット

ワンサイドで答えるデメリットは、いくつかあります。

まずは、同じサイドで複数のアイデアが必要であることです。当然ながら、片側の議論だけでエッセイを全て構成するのですから、一つのアイデアだけでは構成できません。最低でも2つの独立したアイデアが必要になります。

また、原則的に一つのアイデアで80〜100ワードのボディを展開をしていく必要があることもデメリットの一つです。

受講生の方のエッセイで以下のような構成を見かけます。

  • Firstly, … In addition, …
  • Secondly, … Moreover, …

これは構成があまりよくありませんね。結局のところ4つのアイデアを並べていることになり、どのような基準で段落を分けているのかが不明瞭になってしまいます。(もちろん、ワンサイドの議論であっても上のような構成にできる場合もあるのですが・・・)

ですので、ワンサイドで議論をする場合は、1ボディ・1アイデアの原則に則って書いていく必要があります。

ワンサイドで答えつつ1ボディ・1アイデアを守るには?

1つのアイデアで80〜100ワードに展開することが難しい人はワンサイドの議論は難しいのかというと、そうでもありません。ボディの数を増やせばいいのです。例えば、3ボディにすることで各ボディの長さは60〜70ワード前後になります。60〜70ワードであれば4センテンス前後ですのでなんとかなるのではないでしょうか。

ただし、ボディが短くなると議論も浅くなりがちですので、この辺りは自分が必要とするスコアとの相談ということになります。

まとめ

タスクで両方を議論する(比較する)ことを求められていない限りワンサイドの議論でも問題はありません。ワンサイドの議論のメリット・デメリットをしっかり理解しておき、実際の試験ではどちらでも対応ができるようにしておきましょう(試験ではどのようなアイデアが思い浮かぶかは予測できませんので)。

また、必要スコアも考慮しつつ、最終的に自分にとって最も有利になるようなスタイルを選択するといいでしょう。

Agree/Disagreeでワンサイドの議論をするメリット・デメリット