【アイエルツ文法解説】値段に対する前置詞

IELTSのライティングでしばしば登場するアイデアとして「お金」があります。

その場合に問題になるのが前置詞です。何を前置詞として使うのかで迷う人も多いでしょう。

値段に対する前置詞

値段に対する前置詞としては、主にforとatが使われます。

どのような場合にforが使われ、どのような場合にatが使われるのか見てみましょう。

具体的な数値を伴う値段の場合

具体的な値段を使って、「(いくら)で購入する」のような場合には、前置詞としてforを用います。

文法的には「交換のfor」や「対価のfor」といって、「for以下のものと引き換えに〜する」という意味で使われます。

例えば、

I bought this ticket for $400.
(私はこのチケットを400ドルで購入した。)

のようになります。

交換のforは様々なところで用いられています。

例えば、以下のような用法は全て「交換・対価のfor」と考えられます。

  • look for (〜を探す)
  • wait for(〜を待つ)
  • replace A for B(AをBで取ってかえる)

具体的な数値を伴わない値段の場合

同じ値段を表す表現でも、具体的な値段を伴わないで「高い(安い)値段で購入する」のような場合には、前置詞としてatを用います。

The emergence of low-cost carriers has enabled people to buy airline tickets at relatively lower prices.
(格安航空会社の出現のおかげで、今日の人々は飛行機のチケットを比較的安く購入することができるようになった。)

atにはもともと変動するものの「ある時点」を表す性質がありますので、「時点のat」などとも呼ばれます。

具体的な数値を伴わない値段、すなわち変動の可能性のある値段の「ある時点」での値段になるので具体的な対価を表すforではなく、時点を表すatが使われるのです。

例外:具体的な数値を伴う値段の場合でもatを用いる場合

atには上述のような「時点」を表すものの他に「単価」を表す場合があります。

ですので、具体的な数値を伴う値段の場合でも「単価」の概念が含まれるとforではなくatが好まれます。

例えば、

I bought these pencils at $5 a dozen.
(私はこれらの鉛筆を1ダースあたり5ドルで購入した。)

のようになります。ただし、アイエルツではそれほど必要のない知識かと思われます。

まとめ

細かな文法のルールも含めてご紹介しましたが、最後の例外は除いて以下のようにまとめられます。

  • 具体的な数値を伴う値段の場合は、交換のfor
  • 具体的な数値を伴わない値段の場合、時点のat

皆様のアイエルツライティングの参考になれば幸いです。

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