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スピーキング対策としてスクリプトを作ることの功罪

スピーキング対策としてスクリプトを作ることの功罪

スピーキング対策としてスクリプトを作ることの功罪

スピーキングが苦手と感じている方の多くは、IELTSのスピーキング・パート2で2分間話すことが難しい、、、と感じているのではないでしょうか?

その対策として、話すことを書き出してみる、いわゆるスクリプト(台本のようなもの)を作ることをされている方もおられます。

もちろん、話す内容を書き出してみる、という作業自体はスピーチを上達させるためにはよく言われる方法の一つです。しかしここで気をつけたいのは、何のためにそれをするのか、というところをしっかり理解しておくことです。

スピーキングでいいスコアを取るために準備をするわけですから、パフォーマンスに反映されなければ意味がありません。結果的にパフォーマンスの足を引っ張るようなものであればむしろやらないほうがいいということになりますね。

何のためにスクリプトを作るのか

ではスピーキングの試験なのに、なぜそもそもスクリプトを作るのでしょうか?

2分間話し続けることが難しい(アイデア切れになってしまう)からあらかじめ話す内容を考えておきたい、という理由だったはずです。

となると文章で全て用意するというのはあまり意味がありません。それを丸暗記して、仮にあたかもその場で思いついたかのように話ができたところで、その先のPart 3の質問で必ずボロが出ます。Part 3の質問は無限にありますし、試験官がその場の会話の流れでアドリブで問題を作ることもあります。

ですので、(当然ですが)スピーキングの試験で回答を用意することはそもそもナンセンスなのです。

では何を用意すればいいのでしょうか?

ご存知の通り、スピーキングのPart 2では約50〜55種類のトピックから試験官がランダムにトピックを選んで出題します。このそれぞれのトピックについて、もしこれが出題されたらどんな話をするか、話せる内容を事前に確認しておくことこそが重要なのです。

例えば、映画の話が出題されたら、この映画の話をして、この部分は英語が難しそうだからあまり触れずに、この辺を詳しく話そう、というようなイメージトレーニングをしておく、必要に応じて使いたい表現を確認しておく、アイデアの流れを確認しておく、などなど。

つまり「文章」として用意に書いておくのではなく、アイデア・表現の確認+イメージトレーニングをしておくことになります。

受講生の方は、それが実践できているかどうかを授業で確認していただくことになりますね。

全文を書いたほうが文法のミスを減らせる?

いや、でもフルセンテンスを書いてみないと不安です、、、という方もおられるかもしれません。確かにフルセンテンスにすることで文法の確認ができる利点はあります。しかしこれはスピーキングですることではないかもしれません。

フルセンテンスを用意したところでそれを再現するのは(かなりの上級者でない限り)非常に難しく、文章を思い出すことに気を取られてパフォーマンスを落としてしまうことになりかねません。内容を思い出せずにフリーズしてしまうこともあるでしょう。

文章を書いて文法を確認するのはライティングでするのがいいでしょう。ライティングでたくさん文章を書いてしっかりフィードバックを受けることで、自然にグラマーの正確性は向上してきます。スピーキングでももちろん語彙や文法を評価されるのですが、スピーキングの練習でそれらを意識するのではなく、他の科目でブラッシュアップをし、スピーキングでは流暢さと発音にだけフォーカスをするようにしたいところです。

実際の出題リストをもとに準備をしよう!

受講生の方でスピーキング出題リストにアクセスができる方は、実際の試験で使われているトピックをみながら、上で述べたようなことを考えておいてくださいね。

2018年1〜5月のトピックは以下のページで順次アップしてまいります。

【スピーキング現在出題中リスト(Part 2/3)】2018年1-4月出題問題リスト

スクリプトの作り方の例

先ほどの映画の話を例に、どのような準備をしておくか見てみましょう。基本的には5W1Hに従ってアイデア出しをしていくことになります。それとともに表現に不安がある人はストラクチャーを確認しておきましょう。

スクリプトの作り方の例(映画)