【2017年10月更新】最近のリーディングの傾向と対策

最近のアカデミック・リーディングの傾向

オフィシャル過去問(Cambridge IELTSシリーズ)をたくさん解いておられる方はお気づきになっているかもしれませんが、ここ数年のアカデミック・リーディングの傾向は以前と比べてやや簡単になってきています。

以前は、40問の問題の中に、2-3問は正解を見てもまだ理解できない、というような問題があることも珍しくありませんでしたが、最近の傾向としては比較的素直に答えられる問題が増えたと思われます。

そのため、これまで7.0レベルであった人でも、少し練習をすれば7.5〜8.0以上のスコアを取れるようになっています。

大学院進学などでオーバーオール・スコアが必要という方は、リーディングを得点源にしたいところです。

Passage 1

最近の傾向として、Passage 1の問題が他のPassageに比べて解きやすい(正解しやすい)、という傾向があります。

特に、箇条書きの穴埋めタイプの問題がPassage 1に出題されている場合は、是非得点源にしましょう。

目標スコアが6.0前後の方は75%以上を目標に、目標スコアが7.0前後の方は全問正解を目標にされるといいでしょう。

理想的には、ここで1〜2分のアドバンテージを得られると(すなわち18〜19分で解くと)、後の問題が楽になります。

Passage 2

Passage 2に特有の目立った傾向は見られません。

Passage 3

Passage 3では、人によってはややとっつきにくいテーマの文章が出題されることがあります。

読み慣れているかどうか、の問題が大きいですが、学問的な内容(心理学など)が苦手な方が比較的多いかと思いますので、苦手意識がある場合は、過去問を使いながらそう言った文章にも慣れておきましょう。

最近のアカデミック・リーディングの対策

リーディングは、タイムマネジメントが全てです。
(90分あれば、おそらくほとんどの人が必要な正答数を正解できるはずですので・・・)

普段から、20分で1つのパッセージを解く練習を繰り返し、時間の感覚をしっかり体に覚え込ませましょう。

また、タイムマネジメントを狂わせる原因を知っておくことも重要です。多くの場合は、本文の理解に必要以上に時間をかけてしまうこと、難しい設問に必要以上に時間をかけてしまうこと、が原因です。

自分が必要とする正答数をよく理解し、ある程度潔く諦めることも重要です。一つの問題に極端に時間をかけすぎることのないよう、リズムよく解いていきましょう。

最近のジェネラル・リーディングの傾向

最近の傾向として最も変化が大きかったのがジェネラル・リーディングです。

残念ながら、ここ数年明らかに難しくなりました。特に、Section 2の難しさが目立っています。

目標スコアが5.0〜6.0の方には、Section 2は非常に難しく感じられると思われます。Section 2対策ができるかどうかで、ジェネラル・リーディングのスコアが大きく変わってくるでしょう。

Section 1

以前のような、いくつかの広告から問題を解くような形式の問題はほとんど出題されなくなりました。Section 1からしっかりと文章を読む必要が出てきています。

Section 1はさらに2つのパートに分かれますので、実際には10分で一つの読み物をこなしていく、ということになります。

ここでも一つの問題に極端に時間をかけすぎることのないよう、リズムよく解いていきましょう。

Section 2

前述の通り、Section 2の問題が非常に難しくなっています。

難しくなっている原因は、文法と語彙力を問われるような問題形式に変わったことにあります。そのため、この辺りに答えがありそう、、、というところまでは行き着いても正解にたどり着けない、ということがしばしばあります。

また、どこからどこまでを答えるのかがわからないため、余計な単語をつけてしまったために不正解になる、ということもあります。

かつ、Section 2も2つのパートに分かれますので、10分で一つの読み物をこなしていく必要があります。一つの問題に極端に時間をかけすぎることのないよう、リズムよく解いていきましょう。

ジェネラルで受験される方は、リーディング対策として、Section 2の対策をしっかりされる必要があります。

Section 3

Section 3はこれまで通り長文です。

問題の傾向としてはやや易しくなっています。Section 2が難しくなった分、Section 3を易しくしてバランスを取っているのかもしれませんが・・・。

長文の内容は、(アカデミック・リーディングに比べて)比較的読みやすいものが多いです。問題の性質も比較的素直な問題が多いように思われます。

簡単な問題を落とさないためにも、Section 1、2で時間を使いすぎないようにして、Section 3に十分に時間を残すことが重要です。

最近のジェネラル・リーディングの対策

繰り返しになりますが、ジェネラル・リーディングの対策は、Section 2対策につきます。

目標スコアが6.0前後の方は75%以上を目標に、目標スコアが7.0前後の方は90%以上を目標にされるといいでしょう。

また、アカデミック・リーディングと同様に、タイムマネジメントは非常に重要です。

Section 1、2のそれぞれの読み物を10分で解く練習を繰り返し、時間の感覚をしっかり体に覚え込ませましょう。

Section 3にいつも10分しか残っていない、という方はタイムマネジメントの練習が必須です。Section 3には簡単な問題もたくさん含まれていますので、Section 3に確実に20分以上残せるように、繰り返し練習をしましょう。

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