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リスニングのタイムマネジメント

リスニングのタイムマネジメント

【2017年10月更新】最近のリスニングの傾向と対策で紹介した通り、リスニングの問題は難しくなってきています。

【2017年10月更新】最近のリスニングの傾向と対策

リスニングのスコアを上げていくには何をしたらいいのでしょうか?

もちろん、英語の基礎力を上げていくことも重要ですし、たくさん過去問を解いて慣れていくことも重要です。それと合わせて重要なのが「タイムマネジメント」です。

リスニングのタイムマネジメント

自分で時間を管理しなければならないリーディングやライティングとは異なり、リスニングは強制的に先に進むのでタイムマネジメントという考えは必要ないように思われがちですが、リスニングにおいてもタイムマネジメントは重要です。

これは、IELTSのリスニングが、純粋な意味でのリスニングの試験ではないからです。

具体的にいうと、IELTSのリスニングでは、音声が流された時点で答える内容をある程度把握しておく必要があります。いわゆる「先読み」という作業が必要になります。

この先読みを効率的にできなければスコアに結びつかない、というのがIELTSのリスニングなのです。

つまり、リスニングの試験でありながら、リーディングの能力も要求されているのです。

リスニングにおける先読み

この「先読み」のために、各セクションで数十秒の時間を与えられるのですが、実際のところ数十秒では十分に問題を読んで何を聞くべきなのかを覚えておくことができない場合がほとんどです。

そのため、先読みを効率的に行っていく必要があります。

皆さんは、セクション1が始まるまでの間、何をしていますか?

セクション1は多くの場合、メモの穴埋めです。2人のやり取りを聴きながら、名前、電話番号、職業、日付などを単語で答える問題です。セクション1が始まる前にも他のセクションと同様に数十秒の時間を与えられるのですが、果たしてセクション1自体にそもそも「先読み」が必要そうでしょうか?

今の英語のレベルとの相談になりますが、まだセクション1も先に目を通しておかないと答えられない、という方はセクション1の先読みに当てるといいでしょう。一方、言われてみればセクション1は別に先に読んでいなくても十分に答えられそうだなぁ、と感じる方はこの時間を有効に活用してみましょう。

すなわち、セクション1が始まるまでの時間を、セクション2、3などの読む内容が多い部分に充てるわけです。具体的には、選択問題(A〜Cなどで選ぶ問題)などに充てます。

ちなみに、実際の試験で問題用紙を開いていいタイミング(”Now, turn to Section 1.”のアナウンス)から、実際にセクション1が始まるまでにどのくらいの時間があるかご存知ですか?

実際にどのようなアナウンスがされるかを見てみましょう。

Now, turn to Section 1.
Section one.
You will hear a man/women/person …
First, you have some time to look at questions 1 to 4 (or 5,6).

—質問1〜4を読むための時間(約10-15秒)—

You will see that there is an example that has been done for you.
On this occasion only, the conversation relating to this will be played first.

—例題を解くまでの会話が再生される(約20-25秒)—

The man/women/person says that …, so XXX has been written in the space.

Now, we shall begin.

ここまでの間、おおよそ1分30秒ほどあります。

果たして、これを聞く必要はありそうでしょうか?過去問を何度も解いている人は聞いても意味のない部分ですよね?例題の部分は、もう一度後で再生してくれますのでここも聞く必要はありません。

この1分30秒を有効に使ってみましょう。前述の通り、この時間にセクション2、3などの読む内容が多い部分(選択問題など)に充てます。

先読みですること

先読みでする作業は、

  • 聞くべき内容を把握する
  • キーワードにチェックをする
  • 選択肢の違いにチェックする

となります。

ここで重要なことは、全てを暗記しようと思わないことです。セクション1が始まったら(”Now, we shall begin.”のアナウンスが聞こえたら)、すべて忘れてください(笑)。

いいんです。逆にすべて忘れなければ、セクション1に集中できずにセクション1を落としてしまうことになりかねません。

実際に、セクション2、3になった時点で再度先読みの時間をもらえるわけですから、その時点で「思い出す」だけでいいのです。

セクション1の先読みが要らないと思う方は、ぜひこの方法を試してみてください。