IELTSのリマーク(再採点)に関して

リマーク(再採点)とは、試験結果に不服がある場合にもう一度採点をし直してもらうことができる制度です。正式には、”Enquiry on Results (EOR)”と呼ばれています。

申請自体は試験を受けた会場に提出をすることが多いですが、実際には本部で別の上級試験官が採点をします。上級試験官は、オリジナルの試験結果を知らずにバイアスのない状態で独立して採点を行います。

IELTSのリマーク(再採点)

リマークにかかる費用

リマークを申請するためには費用が必要です。費用は国によって異なります。

日本の場合、9,000円の費用が必要です。
オーストラリアの場合、AUD$176の費用が必要です。
(2017年10月現在)

リマークによりスコアが上がった場合には上記の費用は全てリファンドされますが、スコアが上がらなかった場合にはリファンドされません。

リマークにかかる期間

リマークにかかる期間は、申請から数週間です。国によって異なりますが、概ね4〜6週間程度とお考えください。



リマーク提出の期限

リマークの申請期限は、試験日(試験を受けた日)から6週間以内です。6週間以内に書類が先方に到着する必要がありますので、郵送で送る場合などは注意が必要です。

試験日(試験を受けた日)から6週間を過ぎた場合は、リマークの申請はできません。

リマーク申請に必要なもの

リマークに必要なものは以下の2点です。

申請フォーム(Enquiry on Results Application Form)
試験結果(Test Report Form)

リマークでスコアが上がりやすい科目と上がりにくい科目

リスニング、リーディングははっきりとした回答があることが多いため、問題に不備がない限りはスコアは上がりません。

一方、試験官の主観的な要素が多いライティングとスピーキングはリマークでスコアが上がることがしばしばあります。特にスピーキングは試験官によるスコアの幅が大きいため、リマークによって1.0〜1.5ポイントあがることも稀ではありません。

ライティングも、スピーキングほどではないものの、リマークによって0.5〜1.0ポイントあがることがあります。

もうあとがない、という方は、リマークを出してつつ、次の試験に向けて頑張るということになりますね。

リマークでスコアが下がることはあるのか?

リマークでスコアが下がることはあるのか、という質問をよくいただきます。

オフィシャルには、リマークによってスコアが下がることはない、とは明記されていません。念のため、IELTSを運営する会社にも問い合わせをしてみたのですが、受験したセンターに問い合わせをするようにという回答がほとんどでした。唯一、回答をしていただいたBritish Counsilによると、

Thank you for your enquiry.

If you undertake an Enquiry on Results, your mark will either increase or remain the same. For further assistance, you will need to contact your test centre who will be able to help you.

I hope this information is helpful.

Kind regards

とのことでした。

実際に、私を含めて私の周りの多くの方がこれまで何度もリマークを出しましたが、スコアが下がったということは一度も聞いたことがありません。なので、リマークによってスコアが下がることはない、と思っていただいて大丈夫かと思われます。

リマークでスコアが上がった例

最後に、これまでリマークでスコアが上がった例をご紹介しておきます。

リスニング・リーディング

私の知る限りではありません。

ライティング

4.5 → 5.0
5.5 → 6.0
6.0 → 7.0
6.5 → 7.0

オリジナルが7.0以上のスコアで、リマークでスコアが上がった例は私の知る限りではありません。

スピーキング

3.5 → 5.0
5.5 → 6.0
6.0 → 7.0
6.5 → 7.0

オリジナルが7.0以上のスコアで、リマークでスコアが上がった例は私の知る限りではありません。